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ミジンコ水泳連盟、発足のお知らせ

更新日:6 日前

-ミジンコ水泳競技規則の制定について-

ミジンコ水泳連盟は、このたび正式に発足いたしました。

あわせて、本連盟は「ミジンコ水泳競技規則」を制定し、その運営と管理を行っていくことをここにお知らせいたします。



本連盟は、ヒトとミジンコが同じ「泳ぐ」という行為を通じて関わり合う、新しい競技文化の創出を目的としています。

水泳競技にはこれまで、カエル足やドルフィンキックなど、動物の運動様式を参照した泳法が数多く存在してきました。一方で、微生物や小さな無脊椎動物の運動そのものを参照し、競技として制度化する試みは、ほとんど行われてきませんでした。


ミジンコ水泳は、日本において古くから親しまれてきた微生物「ミジンコ」の泳ぎの特徴に着目し、その運動様式を人間の身体で再解釈・実践する泳法です。

この泳法を単なるパフォーマンスや実験にとどめず、「競技」として成立させるためには、共通のルールと基準が必要であると考えました。こうした背景から、ミジンコ水泳競技規則の制定に至りました。


制定された競技規則は、勝敗を厳密に競うことだけを目的としたものではありません。他にも、泳ぎ方の定義や計測方法、競技の成立条件を明確にすることで、参加者が同じ前提に立ち、それぞれの身体でミジンコ水泳に向き合うための「共通言語」となることを目指しています。


ミジンコ水泳連盟は、競技の主催・記録・展示・普及を通じて、ヒトとミジンコのあいだに新たな接点を生み出す活動を行っていきます。

スポーツという枠組みを借りながら、ヒト中心の身体観や競技観を一度ずらし、極めて小さな存在の運動に身体を重ねること。その実践そのものが、本連盟の活動の核にあります。


本サイトでは、今後、競技規則の公開、競技大会や関連イベントの情報、記録やアーカイブの紹介などを順次掲載していく予定です。

ミジンコ水泳という、まだ名前を与えられたばかりの競技が、どのように育ち、どのような広がりを見せていくのか。その過程自体を、ここに記録していきたいと考えています。


今後とも、ミジンコ水泳連盟の活動を見守っていただけましたら幸いです。


代表紹介
















1997年生まれ。2016年に早稲田大学先進理工学部に入学後、生命やアートに興味があることから、2020年よりmetaPhorestに参加。3歳から競泳を始め、2018年にはフィンスイミングで全国優勝と世界選手権出場を経験。これまでの経験をもとに、ミジンコ泳ぎの開発と研究を行うパフォーマンスを行い、実践を通して微生物(ミジンコ)の世界を考察することを目的としている。主な展示に「SICF25」(スパイラルホール、2024) / 「DISTANT VIEW」(MARS、2024)。


代表からの一言

人間にとって、ミジンコの泳ぎは、泳ぎづらく、非効率で、不安定なものです。水の中で思うように進まず、力を使っているわりには、あまり前に進まないと感じるかもしれません。 それでもミジンコは、彼ら自身の環境の中でこの泳ぎ方を獲得し、わずか1〜3か月という、とても短く、はかない命の時間を、この泳ぎに全力で燃やしています。止まることなく、水の中を行き来し、生き延び、次の世代へとつないでいく。その運動は、決して無駄なものではありません。 一見すると、どこかヘンテコに見えるこの泳ぎですが、考えてみれば、人間の平泳ぎもまた、決して効率の良い泳法ではありません。それでも私たちは、その泳ぎを磨き、競い、身体を鍛え続けてきました。 効率の悪い泳ぎ方だからこそ、意味がある。ミジンコ泳ぎを通して、力の限り切磋琢磨しながら、80年近い人生という長い時間を、身体とともに生きていけたら嬉しいと思っています。

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